よくあるご質問


歯並びが悪いとどんな問題がありますか?

歯並びが悪い場合には、口の健全な機能が低下していることが多く、この機能低下は、むし歯や歯周病,顎関節症と深く関わっています。歯並びをきれいにし、口の機能を高めることは、これらの疾患の予防や進行抑制になると考えられます。歯並びが悪いこと自体でも、噛みにくかったり、発音が不明瞭になったりもします。また、歯並びを気にして人前でしゃべったり笑ったりすることに自信が持てないなど、心理的・社会的な問題を含んでいることもあります。スポーツで歯をぶつけたり唇を切ったりする危険性も高くなります。


矯正治療は子どもだけのものですか?

何歳になっても矯正治療は可能です。成人の場合、あごの骨の成長や歯の生えかわりを利用することができない、骨が硬くなって歯の動きに時間がかかる、順応性が低いなど不利な点は多くありますが、自分で通院のやりくりができ、自分の意思で治療を受けるため、治療がスムースであるといった利点があります。


矯正歯科治療は痛いですか?

矯正治療に使用する装置・材料は日々進歩しています。より優しい力、よりシンプルな装置で治療が行えるようになってきています。一世代前と比べて矯正治療による痛みはかなり軽減されています。矯正治療中に強い痛みを感じたら、強い炎症が起きているという身体からのサインですので一時的に矯正装置の使用をやめるなどの対応が必要です。